再生可能エネルギーといえば太陽光発電と風力発電がまず思い浮かぶ。太陽光発電はあちこちで見るが、風力発電はあまりじっくり見たことがない。息子と一緒に風力発電所を見に行くことにしました。
ウィンド・パワー かみす第一・第二洋上風力発電所
どこに風力発電所があるのだろうとネット上でいろいろ調べていると茨城県に大規模な風力発電があるようでした。鹿島臨海工業地帯の近くにある株式会社ウィンド・パワーのかみす第一・第二洋上風力発電所です。

早速アポをとって見学に行きました。
近くに来るとたくさんの風車が目に入ります。なかなかの壮観。
「すげー!」
息子と盛り上がりました。
事務所の場所がよくわからず少しウロウロし、時間のない先方の小松崎常務をおまたせしてしまいました。。
風力発電について直撃インタビュー
事務所についたら早速インタビューです。目の前には風車と広々とした海が広がっており、天気もよく、なかなかすばらしい眺めです。景色ばかり見ていましたが、息子はいくつかしっかり質問していました。
質問コーナー
Q 風力発電は太陽光発電に比べてあまり見ないです。
A 騒音の問題があるので住宅地には設置できないのです。また、ある程度風があって、しかも風が強すぎでもだめなのです。更に発電する場所と電気を使う場所が遠いと送電の途中でロスがあるのでなるべく消費地に近いほうがいいのです。ここで発電した電気は東京に送っていますが、東京から遠すぎず近すぎずちょうどいいのです。(なるほど)
Q 風力発電はどんなところが難しいのですか?
A 風が強すぎるときに壊れてしまわないようにすることです。風が強いときは風を逃したり、風車を止めたりする仕組みがある。また、風車の向きは風の向きにあわせてそれぞれの風車が最適な向きを自動で調整する機能もあるのですよ。(風車はかしこいのですね)
現在は全部で15基も風車がありますが、更に36基も増やす計画があるそうです。すごいですね。
左の海岸沿いにあるのが現在の風力発電所で、海の中にあるのが将来の構想とのこと。
風力発電をじっくり見てみました
インタビューが終わってミニ風車をもらった息子とじっくり風車を見てきました。
近くで見るとデカい。
実は洋上とはいっても海岸からはすぐなのです。もちろんこちらのほうが工事やメンテナンスが楽ですからね。
今まで風力発電にはなじみが薄かったですが、いろいろ教えてもらって関心が高くなりました。もっと風力発電も増えるといいですね。
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