地球温暖化に関していろいろ調べ始めると聞いたことのない言葉や、聞いたことあるけど何?っていう言葉が結構出てきます。
息子はすかさず覚えてドヤ顔で使っているのに内心少し悔しく、ちょっとずつ調べてみました。
パリ協定とCOP21って?
最近は新聞やテレビでも気候変動について取り上げられることが多くなっています。日本でも2018年の猛暑や毎年続く台風の被害がありますし、オーストラリアでの大火災など海外の話題も事欠きません。
以前は全然関心なかったのでそういったニュースを見ても完全にスルーしていたのですが、今では息子の影響で、「おっ、また気候変動のニュースをやっているという感じです。」
そしてそんな中でも国連などの会議のニュースがあるとまず出てくるのが「パリ協定」です。そして「COP21」とか「COP25」とか。
ちろんその気になってググれば詳しく説明のあるサイトはたくさんあります。でもそもそも関心がないので調べないのですよね。
そんな中で今回まずは「パリ協定とCOP21」です。
COP21?
「パリ協定」の方がよく聞きますが、パリ協定はCOP21で決まったのでまずはCOP21です。
はっきりいってアルファベットの3文字なんて何かの略なので、見たって意味なんか全然わかりません。
調べてみると、COPは「国連気候変動枠組条約締約国会議(Conference of the Parties)」の略だそうです。気候変動に関して世界中の国が集まって相談する会議のようです。
1995年から毎年開催されているそうです。開催状況はは環境省のサイトにあります。
COPの後に続く数字は何回目かの数字です。
2015年にCOP21はパリで開催されたんですね。ちなみにCOP3は京都で開催され「京都議定書」が締結されました。私も名前だけは聞いたことがありました。
パリ協定?
それでは2015年に合意されたパリ協定って?
【協定の目的】
世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする。
現在既に産業革命によってCO2の排出が急激に増え始めてから1℃上昇しているとのことで、このままの活動を続けると2100年には4℃以上気温上昇する可能性があり、世界中で対策をとる必要があるということだそうです。
【各国の取り組み】
各国は5年ごとに「貢献」(削減目標・行動)を作成、提出、維持する。また、「貢献」の目的を 達成するための国内措置をとる。
各国の取り組みは国ごとに自前で決めること、強制力がないことから国によって取り組み内容にはバラツキが出てしまいます。でもとにかく目標に向けて世界各国が取り組む仕組みになったのが大きな意義のようです。
現状ではざっくり言うと
「取り組みに非常に熱心なヨーロッパ諸国」
「取り組みはするが人口が多く経済発展の真っ最中で既に高いレベルのCO2を排出している先進国と一律の目標には不公平感を持つ中国やインド」
「CO2の排出はしていないのに温暖化の悪影響(海面上昇など)を真っ先に受ける太平洋の島嶼国」
「国としてはさっさと協定から抜けたが産業界は熱心なアメリカ」
「原発を昔のレベルに戻す計画で再生可能エネルギーの拡大が進まず、CO2排出が多い石炭火力発電に頼って世界から叩かれる日本」
という感じでしょうか。すでに排出しているCO2などのレベルが違うので、削減目標の高いヨーロッパが素晴しいと一概に言えるものではないということだとは思います。(私の主観です)
以下を参考にしました。詳しく知りたい方はどうぞご覧ください。
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